2016年のペナントレースも中止がなければ、明日で終わり。オリックスは一足先に全日程を終えました。
今年、オリックスはプロ野球史上初となる記録を2つ達成しました。
良い記録と悪い記録の1つずつ。
まず、悪い記録から。それは
最下位四冠!
どう四冠かというと
オープン戦最下位、交流戦最下位、二軍最下位、一軍最下位
これはプロ野球初めてだそうですね。
まあ、オープン戦はしょうがないです。二軍もしょうがないです。育てる場所ですからね。
でも、交流戦最下位はいけませんね。
今年に限っては、パ・リーグの残り5球団が1位から5位を占めていたので、間にセ・リーグ6球団が入って、最後にオリックスと。
これでは、そのまま一軍最下位に繋がりますよね。
巨人と広島に2年続けて3タテされてはダメですね。しかもホームで1勝8敗では厳しすぎます。
来年は今年の勝敗をひっくり返して、13勝5敗ぐらいの成績を残してほしいものですね。
ちなみに、来年の交流戦って、またホームとビジターが入れ替わるだけですか?
それとも、2年で1セットとして、来年はまた新しい組み合わせになるんですかね?
そして、レギュラーシーズン最下位。もちろんこれが1番の喝です。
でも、最下位四冠ほど今年は弱さを感じなかった。
やっぱり8月末、9月の吉田正尚を中心とした若手が出てきたのが楽しかったですよね。
来年以降に期待がもてたし、個人記録も楽しみだったので、個人的には最後まで面白かったです。
これで、優勝争い、クライマックス争いしたら、もっとおもしろいですよね。
そして、良い記録は
捕逸0
これもプロ野球初めてです。まず、捕逸って何かというと、いわゆるパスボールといって、ピッチャーが投げたボールをキャッチャーが後ろに逸らす事を言います。
じゃあ、暴投いわゆるワイルドピッチと何が違うかというと
ワイルドピッチは、ピッチャーがキャッチャーが取れないようなボールを投げて逸らす事。
パスボールはキャッチャーが取れるボールなのに、キャッチャーが逸らす事。
もっと簡単にいうと
ワイルドピッチはピッチャーのせい、パスボールはキャッチャーのせいという事です。
じゃあ、今年オリックスが達成したパスボール0というプロ野球記録がすごいのかというと、僕は正直そこまですごいとは思いません!!
やっぱりキャッチャーはワンバウンドしたボールを止めてこそなんぼ!!
パスボール0は素晴らしいですが、オリックスの暴投数は48個でリーグワースト2位なんですよね。
いくらキャッチャーの責任で逸らしたボールはないとはいえ、ピッチャーの暴投をもっと止めてほしいですよね。
実際、サヨナラ暴投もありましたし。決勝点を暴投で与えることもありました。
一応、プロ野球史上に記録を残せたのは良かったですが、来年は暴投による無駄な進塁を防いでほしいと思います。