NHKBS放送の球辞苑、今回のテーマは敬遠です。
その前にネタバレ注意です!
ビデオを録っていて後から見る予定の人は、ここから先は読まない方がいいです。
まずは歴代の敬遠された事があるランキングから
1.王貞治 427回
2.張本勲 228回
3.長嶋茂雄 205回
と、なっています。
過去に、長嶋茂雄氏はバットを持たずに打席に立ち、張本勲氏はバットを逆さに持って打席に立った事があるとのこと。
それを見て思い出したのですが、昔、西武ー近鉄で西武のカブレラが、敬遠されるとわかっていた打席で左打席に立った事がありましたね。
その打席はそのまま左打席で敬遠されました。
さて、最初のテーマは
今年からメジャーリーグで導入された敬遠の申告制。ノーピッチウォークと言います。
目的は試合時間の短縮ですが、賛否両論があります。
実際、イチローも投げずに敬遠を受けました。
イチローは
「面白くない。戻さないとダメでしょう。空気感があるでしょ。4球の間に」
と、批判的なコメントを残しています。
詳しくはこちらから
僕もイチローの意見に同意ですね。
やはり敬遠してる間のネクストバッターの表情見るのも面白いですし
敬遠のボールを打ったり、暴投したりといろいろ見所はありますから。
それでも日本での導入も検討されているとのこと。
絶対にやめてほしいです!!
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そして、続いてのテーマは敬遠後の打席です。
目の前で敬遠されるというのは屈辱的な事。その屈辱を最も受けた選手がこちら。
【前の打者が敬遠されたランキング2008〜2017】
1.T-岡田 20回
2.谷繁元信 19回
2.高橋信二 19回
4.村田修一 14回
4.相川亮二 14回
6.吉見一起 13回
7.田中浩康 12回
7.小谷野栄一 12回
7.谷佳知 12回
T-岡田が1位です。バッターとしては屈辱な記録ですね。
ちなみに、そのT-岡田の前であるかされたバッターは
糸井嘉男 6回
後藤光尊 4回
ペーニャ 4回
カブレラ 3回
と、なっています。
しかし、敬遠後の次のバッターの打率の平均は,203と低いのですが、
T-岡田の打率は20打席のうち、19打数7安打1本塁打で打率は,368となっています。
つまり、敬遠してT-岡田勝負というのはリスクが高いよ!という事ですね。
最後は1999年の阪神ー巨人で新庄剛志が敬遠のボールをサヨナラヒットにした時の話もありました。
試合前の打撃練習から、バッティングピッチャーに敬遠の球を投げてもらって、打つ練習をしていたのには、びっくりしました。
NHKBS放送の球辞苑、今回のテーマは敬遠でした。
次回は12月9日土曜日、23時から。テーマは「グリップ」です。
バックナンバーはこちら
【球辞苑「初球」】11月11日放送
【球辞苑「牽制」】11月25日放送
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!
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