1月28日BS放送の球辞苑、今回のテーマは「球持ち」です。
ゲストに吉井理人氏を招いて、球持ちについて話してくれました。
また、途中、VTRではオリックス投手コーチの星野投手コーチが登場し、オリックスで1番球持ちの悪い選手についても暴露していました。
おもしろかったですよ。
まず、球持ちとは?
前の足が地面に着いてから、リリースまでの長さの事を言います。
よく、球持ちが良い、球持ちが悪いといいますが、球持ちが良いと球速が速くなくても速く感じる。球持ちが悪いと、球速がスピードガンほど速くは感じないと。
これは昔からよく言われますね。
球持ちがいい選手は、ソフトバンクの和田毅や横浜の今永とかですかね。
球は速くはないですが、振り遅れているイメージがあります。
逆に、球持ちが悪い選手といえば、元横浜・巨人のクルーンですかね。
来日当時は160㎞投手で話題になりましたが、結構打たれていたイメージがありますし、当時の選手はみんな速く感じないと言ってましたからね。
この球持ちが良い、球持ちが悪いという表現にメジャーリーガーの上原浩治が反発。
上原自身はどちらかというと、球持ちが悪い選手。それでも、ここまでやれてるんだから、良い悪いの表現は良くないと。
球持ちが長い、球持ちが短いと表現すべきだと話していました。
また、球持ちが長いから良い投手、球持ちが短いから悪い投手とは限らないと断言していました。
これにはスタジオの吉井理人氏も同意見。プロのピッチャーの考えはそうなんですね。
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星野伸之
また、遅いストレートで活躍した選手といえば、オリックスの星野伸之ですね。
僕は昔からのオリックスファンなので、星野の試合も良く行ってたのですが、最速は134㎞しか見たことがありません。
カーブでもそうですが、よくストレートで三振をとっていたイメージがあります。
カーブの後にストレートが来るからバッターは打てないのかと思っていたのですが、球持ちが長いから、バッターは速く感じていたようですね。
また、VTRではスタッフがこんな質問をしていました。
「オリックスの投手のなかで1番球持ちの悪いピッチャーは誰ですか?」
と。笑
それに星野投手コーチは即答!
「コーディエ!!」
確かに納得できます。笑
150㎞台後半出るにも関わらず、1軍でもそうですが、2軍でと打たれていましたからね。
もう退団しましたが、去年のオープン戦の被安打0は何だったんでしょうね。
このBSで放送されている球辞苑は本当におもしろいです。次回のテーマは「6番バッター」です。
土曜日の23時からBSのNHKの放送ですので、是非見てみてください。
先週放送分はこちら。テーマはファールでした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!