球辞苑、今回のテーマは「三盗」です。
試合でも1試合に1回あるかどうかという三盗が今回のテーマです。
個人的にもあまり生でみた事がないですね。
実際、二盗に比べるとはるかに数は少ないです。
〈2018年の盗塁企図数〉
二盗 1398回
三盗 51回
と、なっています。
里崎は、二盗はピッチャーの責任は7割ですが、三盗は9割がピッチャーの責任だと。
僕もそれぐらいだと思います。
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さて、2018年は誰が一番三盗をしたのでしょうか?
〈2018年三盗ランキング〉
1.中村奨吾 4個
2.源田壮亮 3個
3.荻野貴司 2個
3.牧原大成 2個
3.小田裕也 2個
6位 他23人 1個
と、なっています。
パ・リーグばっかりですね。
ちゃっかり小田裕也が入っています。
続いて、三盗のタイムです。
〈三盗タイムランキング〉
1.荻野貴司 3.10
2.吉川大幾 3.15
3.上林誠知 3.18
4.源田壮亮 3.22
5.小田裕也 3.27
荻野の1位はさすがですね。小田も足が速いから、三盗ではなく、もっと二盗を決めてほしいですね。
続いて盗塁を阻止するキャッチャーの立場でも見てみましょう。
2009年から2018年の10年間での三盗阻止数ランキングです。
1.嶋基宏 25個
2.鶴岡慎也 14個
3.阿部慎之助 10個
3.石原慶幸 10個
3.相川亮二 10個
6位 谷繁元信 9個
6位 里崎智也 9個
と、なっています。
オリックスのキャッチャーいませんね。
この10年間で長く正捕手を務めた人がいなかったというのもあるのでしょう。
また、三盗はやっぱり左投手の方が走りやすいもの。
2009年から2018年の10年間で左右投手別の三盗成功率というものがあります。
・左投手
256回の企図 179成功 77失敗 成功率.699
・右投手
460回の企図 293成功 167失敗 成功率.637
という結果です。
左投手の方が成功率は高いですね。
でも、そんなに大きく数字は変わっていませんね。
今回のテーマは三盗でした。
なかなか見れないプレーですし、三盗が成功して良かったというシーンもあまりないのですが、オリックスは来年は走りそうなので楽しみです。
福田、宗佑磨、小田あたりが盗塁伸ばしてくれるでしょう。
球辞苑、来週のテーマは「アウトロー」です。
楽しみにしたいと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!