稲富 宏樹(いなとみ ひろき)
1999年4月27日生まれの高卒ルーキーです。大阪府藤井寺市出身。
2塁送球1.9秒を計測する強肩のキャッチャー。右投げ左打ち。
高校ではキャプテンを務め、打線の軸としても活躍しました。
最後の夏の兵庫県大会では5回戦で報徳学園に負け、甲子園出場は3年間でありませんでした。
強肩強打のキャッチャーです。
オリックスは昨年、同じく育成枠で中道勝士を獲得しましたが、直後に潰瘍性大腸炎にかかり、1年で戦力外通告となっています。
若いキャッチャーも必要なので、育成ながら高卒ルーキーの稲富宏樹を育成ドラフト1位で獲得しました。
プレーそのものも楽しみなんですが、この選手は高校時代に病気で悩まされた選手でした。
1年生の夏前に紫外線アレルギーを発症。
紫外線アレルギーとは紫外線を浴びると、じんましん、湿疹、頭痛、発熱などの症状が起こる病気で、高校球児には致命的な病気です。
試合中に症状が起こって負けたことから、一度野球を辞める決意もしますが、母の説得により野球を続けてここまでに至りました。
紫外線アレルギーもセンソリセラピーという心理療法によって改善。
ドラフトの日の特番「ドラフト緊急生特番2017!お母さんありがとう夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント」でも放送されました。
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育成ながらも一気に名前を広めました。
まずは早く、支配下登録を勝ち取ってもらいましょう。
11月20日に仮契約を終えました。
稲富のコメントです。
「はんこを押してプロ野球選手よ実感が湧きました。肩とスローイングに自信があります。
ピッチャーが気持ちよく投げられるよう、引っ張っていけるようなキャッチャーになりたいですね。
支配下登録を目指し、ステップアップしていきたいです。」
と、コメントしています。
背番号は123番に決まりました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!
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