佐藤世那がサイドスローに挑戦中です。
現在、台湾でウィンターリーグが行われているのですが、そこに派遣されている佐藤世那が試合でサイドスローでピッチングしていました。
確か、ウィンターリーグ行った直後は、まだオーバースローだったのですが、このウィンターリーグ中に思い切って転向となりました。
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佐藤世那は元々、アーム型と呼ばれる投法で高校時代から注目されていました。
アーム型というのは、速球派と投手に多いのですが、テークバックの時に、腕がまっすぐに伸びる状態を言います。
速球がすごくしなりを増して伸びがいいのですが、その反面、コントロールがつきにくい、肘を故障しやすいなどデメリットもあります。
佐藤世那はプロに入ってから2年間、結果が出なかったからか、このタイミングでのピッチングフォーム転向となりました。
オリックスでサイドスローに転向といえば、今年ブレイクした大山暁史が成功した例ではありますが。
過去には、古川などサイドに転向して消えて行ったピッチャーもいます。
また、現在では齋藤綱記がサイドスローに挑戦中とのことです。
左ピッチャーは中継ぎでワンポイントの起用があるので、サイドスローに挑戦はわかるのですが、右ピッチャーとしては非常に珍しい例となります。
個人的にはサイドに転向して良かったか悪かったかという以前に、いじるのが早いんじゃないかと思ってます。
佐藤世那はまだ高校を卒業して2年の20歳の選手なので、まだまだこれからという選手です。
これからもっと成長できるのだから、もう少し今のまま練習させても良かったかなと思ってます。
例えば、大山暁史はもう30歳手前なので、プロで生き抜くためのラストチャンスとして、サイドに挑戦しました。
こういう例ならわかります。
ただ、佐藤世那はまだ20歳なので早いんじゃないかと思いますね。
年齢でいうと、まだ大学2年なわけですから。
ただ、本人が投手コーチと話し合って決めたんだと思うので、やるからにはしっかり自分のものにしてほしいと思います。
来年こそ一軍のマウンドに立てることを期待しています。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!
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