WBCの度に思い出すあの審判が引退

もうすぐWBCが始まります。

 

日本代表の合宿も、もうすぐスタートです。まずは初戦のキューバ戦に向けて、そして、世界一取れるように頑張ってほしいと思います。

 

さてみなさん、この名前覚えていますでしょうか?

 

ボブ・デービッドソン

 

 

そうです。

 

2006年のWBC第1回大会での日本ーアメリカ戦で、後に世紀の大誤審と言われる、ミスジャッジをした審判です。

 

そのボブ・デービッドソン審判が引退する事が決まりました。

 

おそらく、まだやってたの?という反応の方がほとんどだと思います。笑

 

今はWBC直前だから、思い出しやすいですが、ふと名前を聞くと、確かに誰だっけとなりますね。

 

 

ただ、僕は忘れはしないです。

 

2006年第1回大会の第2ラウンドのアメリカ戦。

3-3の同点で迎えた8回表に、日本は1死満塁のチャンスを迎えました。

 

そこで岩村明憲がレフトへの大きな当たり。タッチアップで3塁ランナーの西岡剛がホームイン。勝ち越しかと思いましたが・・・

 

その試合で、球審を務めていたボブ・デービッドソンが西岡剛の離塁が早かったと判定し、なんとアウトに覆りました

 

リプレイを見ても、西岡剛の離塁は全然早くありません。

 

王監督が猛抗議するも覆らず、日本はその試合で最終的にサヨナラ負けをくらいました。

 

日本はその大会で世界一になりましたが、この試合この判定は世紀の大誤審として語り継がれることになりました。

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実はボブ・デービッドソンは数日後も誤判定をしているのです。

 

同じ組のアメリカーメキシコ戦でした。

 

メキシコのバッターがライトポール直撃のホームランを打ったんです。

 

ポールに当たったんだから、ホームランですよね?

 

ところが

 

その試合で1塁塁審を務めていたボブ・デービッドソンは、その打球を二塁打と判定したんです。

 

ポールに当たってグラウンドに戻ってきた打球を、なぜかエンタイトルツーベースと判定したんですよね。

 

ボールにはポールに当たった跡が付いていました。それを見せながら、メキシコの監督はホームランをアピールしましたが、覆りませんでした。

 

ちなみに、その試合は、アメリカがメキシコに勝てば、アメリカが準決勝進出、負ければ、日本が準決勝進出という大一番でした。

 

その大誤審にも関わらず、メキシコがアメリカに勝ってくれて、日本が準決勝に進出することができました。

 

そして、準決勝で韓国に勝ち、決勝でキューバに勝って、日本は世界一になったんですよね。

 

 

ボブ・デービッソンという名前はWBCの時には必ず思い出します。

 

いろいろありましたが、引退されるということなので、とりあえず、お疲れ様でしたと言っておきましょうか。

 

もうすぐ始まる4回大会では、このような大誤審は無いようにしてほしいですね。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!