オリックスは来年の選手会長にT-岡田が就任する事が決まりました。
前任の伊藤光から引き継いで、21日のチーム納会で正式に発表されます。
T-岡田は「特に気負わず、自分のプレーをすることで、チームを引っ張っていけたらいいなと思います。」とコメント。
T-岡田は今年は2010年、2014年に次ぐぐらいのいい成績を残しましたし、高知キャンプも最年長で参加。
来年は責任も背負って、もっと頑張ってもらいたいですね。
ちなみになんですが、よく聞かれるのが
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選手会長とキャプテンってどう違うの?
結論からいうと、全然違います。
キャプテンは
グラウンド上での中心的な役割。学生の部活動のキャプテンと同じですよね。
オリックスでは、岡田監督時代に後藤光尊が初めてキャプテンとなり、森脇監督の時には糸井嘉男がキャプテンになりました。
胸に「C」マークがあるのがキャプテンですね。
オリックスの歴代のキャプテンはこちらから
選手会長というのは
日本プロ野球選手会は労働組合と一般社団法人の2つの形態をとっています。
労働組合は
純粋に労働者である選手としての組合であり、雇用者である球団と待遇改善などを交渉する団体です。
各チーム、1人選手会長がいて(それに来年からT-岡田が就任)12球団をまとめた日本プロ野球選手会会長を楽天の嶋基宏が務めています。
もう少し具体的に話すと
2004年、オリックスと近鉄の合併問題の時に中心になって交渉してくれたのが、当時の日本プロ野球選手会会長の古田敦也でした。
2011年、東日本大震災があり、開幕日をいつにするのか、セパ同時開幕にするために、中心になって交渉してくれたのが、当時の日本プロ野球選手会会長の新井貴浩でした。
その後、嶋基宏が引き継いで、今に至っているわけですが、今回、T-岡田が就任する選手会長は、あくまでも嶋基宏をサポートする各球団の選手会長という役割です。
ちなみに、各球団、役員が設定されていて、今年のオリックスは
選手会長 伊藤光
副会長 佐藤達也
副会長 安達了一
会計 T-岡田
会計 西勇輝
となっていました。
選手会長が伊藤からT-岡田に変わるので、ここも変わっていくことになります。
ちなみに、オリックスの歴代の選手会長は、北川博敏、日高剛、大引啓次、坂口智隆、伊藤光などが務めていましたね。
まあ、大引啓次は選手会長になった瞬間、トレードに出されましたが。。。
もう一つ一般社団法人は
野球に対する公共事業ということで、全国で野球教室を行うなど、野球界の発展に寄与する活動を行います。
現在、中日の大島洋平が理事長を務めています。
少し難しい話になりましたが、ざっくり、日本のプロ野球界はこんな感じです。
選手会長はグラウンド外での仕事が多いので大変だとは思いますが、T-岡田には頑張ってもらいたいと思いますね。
追記です。
オリックスの歴代の選手会長はこちらです。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。T-岡田のますますの活躍に期待してhappy good