球辞苑「牽制」

NHKBS放送の球辞苑、今回のテーマは「牽制」です。

 

ネタバレ注意です!

ビデオ録っていてまだ見ていない人は、ここから先は見ない方がいいです。

 

 

今回のゲストは元巨人の鈴木尚広です。てっきり、牽制のうまいピッチャーがゲストで来るかと思いましたが、まさかの野手でした。

 

 

まず、今年の牽制数の集計がありました。

投球数が257117球に対し、牽制数は7103回!約30球に1回牽制が来るペースです。

 

そのうち牽制死は62回だそうです。7103回の牽制に62回の牽制死ということで、牽制死率は0.87%となっています。

 

 

最初のテーマは一塁への牽制のスピードを表すというもの。

 

【2017年一塁牽制スピードランキング】

1.西勇輝 0.96秒

2.涌井秀章 0.98秒

3.関谷亮太 1.02秒

4.石田健太 1.06秒

5.美馬学 1.07秒

 

やはり1位は西勇輝でした。見る機会が多いので、本当に牽制は速いなと思いますね。

 

また、西勇輝はピッチャープレートの1番一塁側に立つので、牽制のスピードが速いから、刺すことも多いです。

その集計がこちら。

 

【2008年から2017年の投手牽制刺数ランキング】

1.西勇輝 20回

2.前田健太 16回

3.涌井秀章 11回

3.ディクソン 11回

5.牧田和久 9回

5.グライシンガー 9回

 

やはり1位ですね。

ディクソンが3位に入っていたのは意外でした。笑

 

 

また、逆に牽制をしないピッチャーもいます。

 

【2008年から2017年の投手牽制頻度ランキング(少ない順)】

数字はホームに何球投げる度に1回牽制するかを表します。

1.山崎康晃 なし

2.マシソン 50.0

3.ファルケンボーグ 38.1

4.ソーサ 34.1

5.三上朋也 27.7

山崎康晃はプロに入ってから一度も牽制を投げていません!

 

昔、クルーンもそうだったみたいですが、抑えのピッチャーはあまり牽制はしないんですね。

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また、牽制をもらった回数というのもありました。

【2017年被牽制ランキング】

1.田中広輔 205回

2.西川遥輝 201回

3.源田壮亮 188回

4.秋山翔吾 171回

5.京田陽太 166回

 

1番2番バッターが多いですね。

今年に関してはオリックスは縁がなさそうです。笑

 

 

番組では、元広島カープの横山竜士もVTRに登場し、牽制の極意を話していました。

 

ランナーを刺すためにいろんな工夫をしているんだなと思いました。

 

 

牽制はお客さんから見たら「早く投げろよ!」と思うこともあるかと思いますが、これを見ると、また違った見方もできるかもしれませんね。

 

また、シーズンが始まったら牽制にも注目すると面白そうです。

 

 

次回は12月2日土曜日、テーマは「敬遠」です。

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!

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