球辞苑「初球」

プロ野球オフのテレビ、球辞苑(NHK BS)が再開しました。

 

ネタバレ注意です!

録画していて、まだ見てない人は見ない方がいいです。笑

 

 

初回のテーマは「初球」です。ゲストは今年引退した片岡治大が出演しました。

 

 

まず、最初にすごいなと思ったのが、「初球結果別出塁率」です。

初球にストライク取った場合と、初球がボールだった場合で出塁が1割ぐらい違いました。

 

2017年だけのデータですと

初球ストライクの出塁率が.265

初球ボールの出塁率が.378でした。

 

徳井が「初球ボールになるだけでバッターがイチローに変わる」は面白かったですね。笑

 

 

続いて「2017年初球ストライクゾーン率ランキング」というものがありました。

ランキングはこちら

1.山中浩史(ヤクルト)66.7%

2.マイコラス(巨人)64.4%

3.牧田和久(西武)60.5%

4.野上亮磨(西武)60.1%

5.秋山拓巳(阪神)59.8%

でした。

 

セ・リーグはあまり見ないのでわかりませんが、牧田和久は確かにストライクが多いイメージがありますね。

 

 

ちなみに過去10年の「初球ストライクゾーン率」はこちら

1.渡辺俊介(ロッテ)57.9%

2.成瀬善久(ヤクルト)57.3%

3.吉見一起(中日)56.7%

4.内海哲也(巨人)56.13%

5.前田健太(広島)56.11%

です。

アンダースローが多いですね。

 

アンダースローが多いことに渡辺俊介は「あまり見慣れないからバッターは見てくることが多いのでは」と。

確かになるほどなと思いました。

 

渡辺俊介が初球について一言

「初球は最も質の良い球を全力で甘いコースへ投げ、打者に振らせてストライクを取る」と。

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続いてバッター編です。

 

2017年初球打率ベスト3」は

1.丸佳浩(広島).430

2.島内宏明(楽天).429

3.筒香嘉智(横浜).412

と、なっています。

 

 

さらに「2017年初球スイング率ベスト3」は

1.倉本寿彦(横浜)47.1%

2.エルドレット(広島)43.7%

3.上林誠知(ソフトバンク)41.2%

と、なっています。

 

 

さらに「初球本塁打ランキング」は

1.ロペス(横浜)8本

1.梶谷隆幸(横浜)8本

1.茂木栄五郎(楽天)8本

1.ゲレーロ(中日)8本

と、なっています。

 

1位に8本が4人並びました。確かに茂木は初球をよくホームラン打っているイメージがありますね。

クライマックスシリーズを含めて、初球先頭打者本塁打もいくつかありました。

 

 

続いて「過去10年の初球盗塁数ランキング」は

1.片岡治大(巨人)95盗塁

2.西川遥輝(日本ハム)72盗塁

3.糸井嘉男(阪神)70盗塁

4.本多雄一(ソフトバンク)60盗塁

5.大島洋平(中日)52盗塁

と、なっています。

 

片岡治大断トツですね。

 

糸井嘉男も盗塁王を取ったオリックス時代の数字が多いでしょうね。

 

 

また、片岡治大は、印象に残ってる盗塁で2008年の西武ー巨人の第7戦を挙げていました。

 

あの試合は僕も今でも覚えてます。片岡の足で取った1点でしたね。

 

そのプレーのおかげで西武が日本一になりましたが、そのプレーのおかげでそのオフに片岡が年俸で揉めたのも覚えてます。笑

 

 

今回はオリックスの選手のランキングはなかったですが、僕の中で初球打ちといえば谷佳知ですね。

 

ストライクだったらどんどん初球から打っていたイメージがあります。

 

もし、谷佳知が現役の時にこのテレビがやっていたら絶対ランキングしていたと思いました。

 

 

また、テレビではありませんでしたが、以前、金子千尋がこんな事言ってました。

「各バッターの初球は絶対全力で投げる」と。

 

先発ピッチャーは全球を全力でなげるわけにはいかないので、下位打線には少し手を抜いて投げたりするのですが、金子千尋は下位打線でも「初球だけは全力で投げる」と話していましたね。

 

西勇輝が金子千尋にそのアドバイスを受けてから、勝てるようになっただとか。

 

 

今回の球辞苑は2017年の初回でした。

これからオフシーズン放送があると思うので、楽しみにしたいと思います。

 

11月25日放送のテーマは「牽制」です。

牽制といえば西勇輝ですね。おそらくランキングするでしょう。

 

楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。勝利を頂!

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『青波牛太のオリックスブログ』著者紹介